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「ENLIGHTRIBE お披露目 生配信」レポート&キャストインタビュー。3バンドが活躍する本格ロック×キャラクタープロジェクト

 コンテンツシードの手がける新プロジェクト「ENLIGHTRIBE(エンライトライブ)」は,すべてが制限された世界で開催される音楽フェス“ENLIGHTRIBE”を舞台に,生まれ育った環境も目的も違う3つのバンドが最高のステージを目指す本格ロックサウンド×イケメンキャラクターコンテンツだ。

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 2020年12月25日に狗巻徒十役の山口智広さん,双葉城瑛利役の寺島惇太さん,志津維墨役の土岐隼一さんが出演する「ENLIGHTRIBE お披露目 生配信」がYouTubeにて配信され,本作の最新情報の公開やキャスト陣の仲の良さが伝わってくるスペシャル企画が行われた。
 本稿では配信の模様と,番組終了後に行われたキャストインタビューをお届けしよう。

スタジオはキャラクターのパネルやグッズが飾られ,「ENLIGHTRIBE」一色!
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「ENLIGHTRIBE」公式サイト


バラエティコーナーにまさかの高級品が登場してキャスト陣も大興奮!


 「ENLIGHTRIBE」の初の生配信,さらに山口さんと寺島さんが初対面という状況だったが,冒頭の挨拶から土岐さんの演じる志津維墨が所属する“SHIFTYz(シフティーズ)”にちなんで,山口さんを「トモティ」,寺島さんを「ジュンティ」と呼び合ったり,最近の寒さの話で盛り上がったり,和気あいあいとした雰囲気のなかスタートする。

左から山口智広さん,寺島惇太さん,土岐隼一さん
画像集#004のサムネイル/「ENLIGHTRIBE お披露目 生配信」レポート&キャストインタビュー。3バンドが活躍する本格ロック×キャラクタープロジェクト

 お披露目配信ということで,まずは作品の紹介が行われた。3つの階層に分かれて管理されている独特の世界観や,山口さん演じる狗巻徒十が所属する下級層のバンド“FAM(ファム)”,寺島さん演じる双葉城瑛利の所属する上級層のバンド“ESMERALDA(エスメラルダ)”,そして中級層のバンド“SHIFTYz”それぞれのコンセプトやメンバーたちを解説してもらえ,この配信から作品に興味を持った初心者でも「ENLIGHTRIBE」の魅力をばっちり知ることが出来る入門編にふさわしい内容だ。

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狗巻徒十(CV:山口智広)
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志津維墨(CV:土岐隼一)
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双葉城瑛利(CV:寺島惇太)

 本作の音楽を手掛けるクリエイター陣と第1弾楽曲情報も公開され,キャスト陣はその豪華さと曲の素晴らしさを絶賛して,聴いてほしいと口々に話す。寺島さんはドラマCDのときは低音ボイスで話すのに,歌では高音を歌いこなす瑛利の音域の広さに少し戸惑ったと言う。山口さんは歌ったことがないタイプの曲だったそうだが,一生懸命歌ったとのこと。土岐さんはずっとキーが高く,曲が持つ疾走感を維墨らしく表現できたらと思って収録したそうだ。

 最新情報のコーナーでは,まず12月26日〜2021年1月17日までステラワースにて開催されているグッズの先行販売&フェアの情報があらためて紹介された。さらにドラマCDも収録される「ENLIGHTRIBE」のCD第1弾“FAM”が2021年2月26日,“ESMERALDA”が3月12日,“SHIFTYz”が3月26日に発売されることが明らかに。初回生産特典としてリリースイベント申込シリアルが用意されているそうなので,確実に手に入れたいという人は予約をお忘れなく!


 本作の世界が階級に分かれていることにちなんで,番組後半ではAとBのどちらが高級品かを当てる格付けゲームにキャスト陣3人がチャレンジした。最初の問題「生ハム」は見事全員正解するが,続く「イチゴ」,「チョコレート」は全員失敗し,大荒れの展開となる。
 最後問題では高級シャンパンとして知られる「ドンペリニヨン」が登場し,その大判振る舞いぶりにキャスト陣も驚きを隠せない。AとB両方とも美味しかったようで3人はとても悩んでいたが,最終的には山口さんと寺島さんがB,土岐さんがAと意見が分かれる形となる。正解はBで土岐さんのみが不正解となり,クリスマスの配信にふさわしい罰ゲームに挑戦して,会場の爆笑をさらっていた。

 番組の最後で本作のMVが公開され,その楽曲のクオリティの高さと映像の美しさにCD発売が本当に待ち遠しくなる。12月26日にお誕生日を迎えた山口さんのサプライズお祝いをした本番組の様子は,YouTubeの公式チャンネルにてアーカイブ配信されているのでぜひチェックしてみてほしい。



ゆくゆくはフェス参戦も!?
配信終了後キャストインタビュー


 配信終了後のキャスト陣に,作品の魅力や音楽フェスの思い出などをうかがった。

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4Gamer:
 番組お疲れ様でした。まずは,感想を教えてください。

山口智広さん(以下,山口さん):
 今回は初出しの情報もたくさんあって,みなさんが「ENLIGHTRIBE」を知って好きになっていただけていたらいいなと思います。今回の番組でMVが公開され,本作で一番見せたい音楽の情報が発表されたので,たくさんの人に聴いてほしいです。そして,ゆくゆくはイベントなどいろいろなことが出来たらいいなと思っています。

寺島惇太さん(以下,寺島さん):
 このメンバーで番組に出演するのは初めてだったのですが,アットホームな感じで最初から安心してずっとふざけていました(笑)。今回いないメンバーも加わってイベントやライブが出来たら,もっと楽しいんだろうなと思えるような配信だったと思います。

土岐隼一さん(以下,土岐さん):
 初披露生放送で,惇太さんと智さんは初対面であったにもかかわらず,そういう感じはなく終始みんなで盛り上がれました。まだ(ドラマCDなどコンテンツ内で)それぞれのバンドが会ってがっつり話をしているという関係ではないんですが,彼らが成長して混ざり合ったらより面白いものになるんじゃないかなというのは,役者陣を見てあらためて思いましたね。まだCDすら出ていない状態ですがどんどん広がってほしいし,その可能性は十分に持っているなと番組や視聴いただいたみなさんのコメントで確信しました。

4Gamer:
 世界観の印象や,演じられるキャラクターの魅力を教えてください。

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山口さん:
 狗巻徒十は“FAM”のボーカルで下級層の出身ですが心まで擦れているわけではなく,「自分たちの階級が低いからって認められないのはおかしい」とバンドで上を目指していきます。徒十はかわいらしいんですが芯はしっかりしていて,這い上がろうという思いが強いです。見ていただいた方に勇気や,頑張ろうという気持ちを届けられる魅力的なキャラクターでございます。

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寺島さん:
 双葉城瑛利くんが所属するのは,僕たち一般人が味わったことがない世界で,当たり前に成長してきた上流階級のメンバーが組んだバンド。キャラクターのプロフィールに“圧倒的歌唱力”や“天才”などすごいことしか書いていなくて,それを声で説得力を持たせなければいけないというプレッシャーがすごかったです。キャラクター的にも瑛利くんはクールで落ち着いていて,物静かですがみんなを引っ張っていくカリスマ性を持っている,僕と3マイルくらい離れた人物なんですよ。

山口さん:
 3マイル(笑)。

土岐さん:
 わりと距離がありますね(笑)。

寺島さん:
 何もかも違うので,新しく構築するしかありませんでした(笑)。でも対極にいるからこそ,自分と逆の芝居をしたら彼になるのかなと思って,普段と違う置きにいく喋り方などに挑戦しています。ほかの“ESMERALDA”のキャスト陣も,自分にないところに挑戦しているなとドラマCDを聴いていて感じましたね。

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土岐さん:
 僕も惇太さんとは別の意味で,維墨くんと似ている部分がなかったですね。彼はお兄ちゃんが大好きですが,僕自身は誰かが人生の中心になることも,「この人がいなければつまらない」とまで強く思うこともなかったですし,役としても演じた経験がほぼありませんでした。だからこそ維墨くんがどんな信念をもって生きているのか,考えながら演じさせていただいています。
 田丸篤志さんが魅力的に演じてくださっている兄の阿墨くんとは,兄弟の信頼関係もしっかりあるんですが,維墨くんのなかで「お兄ちゃんがいないと」という未熟な部分も今回のドラマCDでは垣間見えました。それが,今後成長していくんだろうなと思うと楽しみです。
 また,彼らは中流階級という上からの圧力も,下からの突き上げもなく生きるうえでは不自由がない世界で生きていますが,「自分たちをもっと知ってほしい」という確固たる信念を持って歌っています。ほかのユニットと出会って,どう変化していくのかも気になりますね。

4Gamer:
 本作には音楽性が違う3つのバンドが登場します。気になるバンドや,注目してほしいところはありますか?

山口さん:
 素晴らしいアーティストのみなさんに作詞作曲をしていただき,さらにバンドコンテンツと言うことでちゃんとバンドの生演奏が使用されています。演奏は上手いほどいいと思えてしまいますが,本作の場合はちゃんとキャラクターが持っている演奏スキルをイメージして,各楽器の方々がなりきって音を作ってくれていると聞きました。キャラクターもドラマもですが,曲も細部までこだわって素晴らしいものになっています。

寺島さん:
 普段よく“FAM”のようなジャンルの曲を聴くので,最初に耳にしたときから早くカラオケで歌いたいと思いましたね。

山口さん:
 俺よりも上手く歌わないで(笑)。

寺島さん:
 本家よりは無理だよ(笑)。“SHIFTYz”もこういう音楽を歌ってみたいというテクニカルな要素が詰め込まれています。いい意味で容赦がなく,女性向け音楽コンテンツという枠を超えていますよね。楽曲のレベルが高いので,頑張ってついていかないとなと思っています。

土岐さん:
 僕は,ロックをあまり聴くタイプではないんです。そのためどんなジャンルがあるのかも分からないので,惇太さんや智さんの声を聴いたりイメージしたりして,何となく被らないようにしようと思いながら歌いました。ところが完成した楽曲を聴いたら,同じロックでもこんなに違うものかとビックリしました。惇太さんの言うように容赦なくクオリティが高い曲ばかりなので,CDでもアルバムでも聴いたときにボリューミーで満足感のあるものになっていると思います。

4Gamer:
 本作は,音楽フェスが舞台になっています。参戦したり,出演されたりなど,何か思い出がありましたら教えてください。

山口さん:
 高校や大学生時代にコピーバンドをしていて,文化祭や大学の音楽フェスに参加していました。ジャパニーズロックが好きで生バンドに対する憧れもあるので,本作のようなバンドコンテンツに関われて嬉しいですし,今後生演奏をバックに歌える日が来るのかななんて期待が膨らみますね。フェスに参加したいです。

寺島さん:
 2回ほど有名な夏のフェスに参加したことがあり,あの空気感がとても好きです。ただ最前列で騒ぐのではなく,後ろのほうで知らない人たちと,お酒で乾杯しながら音楽を楽しんでいました。今年はいろいろなフェスが中止になってしまいましたが,世界が落ち着いたらまた行きたいですし,本作で出演したいですね。アニメ向けのフェスでも声優やアーティストが一緒に会場を作りつつも,「自分たちが一番盛り上げるんだ!」というライバル心と言いますか,独特の雰囲気がいいですよね。ぜひ,参加出来たら嬉しいです。

土岐さん:
 僕は参加したことはないんですが,2020年に声優たちが生バンドで歌わせてもらうというコンテンツに入れていただきました。生バンドの前で楽曲を披露して,みんなで同じ流れで曲を刻んでいくことの違いを感じましたね。本作の前に,そんなお仕事を経験できたのは恵まれた経験だったと思います。ファンのみなさんの前で楽曲を披露できたら盛り上がりますし,より維墨くんたちが目指している、見ているものが明確に想像できるようになると思うので,そんな日が来るのが楽しみです。

4Gamer:
 最後に,読者へメッセージをお願いします。

山口さん:
 初の生配信でまだ作品の全貌が見えないなかでも集まっていただき,感謝しかありません。まだまだ知らない方も多いと思いますが,容赦のない楽曲、ドラマ、キャラクター,みんなで力を合わせて盛り上げていきたいです。音楽コンテンツとしては誕生したばかりで,“FAM”のようにまだまだ下級層だと思うのですが,キャストとして彼らが這い上がっていくのに尽力していきます。作品を気にかけて、彼らを知っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

寺島さん:
 2021年にCDが3枚発売されるので,お手に取ってドラマや楽曲を聴いていただけたら,作品の世界観を知ってもらえると思います。なぜ階層に分かれているのかや、世界がどうなっているのかなど,僕らとしても謎の部分が多いです。ドラマが進むことで謎が明かされたり,バンドの関係性が深まったりしていくのも面白い部分だと思うので,どっぷり作品にハマっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

土岐さん:
 楽曲についていろいろお話させていただきましたが,キャラクターも魅力的で役者陣も全力で挑んでいます。どのCDに出てくるバンドもカッコよく,志もしっかりしていて,音楽に打ち込んでいます。彼らの人間性だったり,音楽だったり,何かしら共感する部分や好きだと思うところが見つかると思うので,お披露目が終わったばかりの作品ですが,いろいろな部分に興味を持ってほしいですね。“SHIFTYz”としても兄弟の関係性がちょっとずつ変わっていくと思うので,それが楽しみです。楽曲やドラマを通して,本作の魅力を感じていただきたいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。

「ENLIGHTRIBE」公式サイト

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