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名前で誤解されがちなツチオオカミさんの「Looper Tactics」レビュー。えーあい!Steam広場
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印刷2023/09/10 09:00

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名前で誤解されがちなツチオオカミさんの「Looper Tactics」レビュー。えーあい!Steam広場

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今週のライター:ツチオオカミ


筆者近影
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ごきげんよう,わたくしはツチオオカミ。名前にオオカミとありますけど,実はハイエナの仲間ですの。アードウルフとも呼ばれていますわ。なぜツチ(土)なのかといいますと,普段は巣穴を掘って,その中で生活しているからですの。わたくし,耳がとてもよくて,食事を探すときは大好きなシロアリの発する音を頼りにしていますのよ。

※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。

 「Looper Tactics」は,おもてなしのドアを力強く開いてくれるデッキ構築型のローグライトゲームですが,ただのお招きではありませんの。このゲームは,オートバトルとボードゲームの要素が巧妙に織り交ぜられていて,一歩足を踏み入れると,「Slay the Spire」のような他のデッキ構築ゲームとは一線を画していることに気づきますわ。

 開発者が「ハースストーン」「Artifact」に影響を受けたと語るのも納得で,ゲームを進める中でそのDNAをしっかりと感じることができますの。一言で言いますと,このゲームは独自の道を切り開きつつ,先人達に敬意を表している稀有な作品ですわ。

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 「Looper Tactics」には多様なダンジョンがあり,それぞれに出現するモンスターの傾向が存在しますの。プレイヤーが選んだヒーローと初期デッキの3枚のカードと共に,この未知の地に挑む瞬間から,一歩一歩が戦略と運命の綱渡りになりますのよ。

 特徴的なのはマップの構造ですの。一般的なデッキ構築型のローグライトゲームのマップは,一方通行のあみだくじ式になっていることがほとんどですが,本作は道タイルとイベントタイルで構築され,その中でプレイヤーは自由に進路を選べるんですの。
 イベントタイルには「戦闘」「ショップ」「ランダムイベント」などが標示されていて,そこで止まると何が起こるかは,シンボルマークで一目瞭然ですわ。

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 また本作のマップは,時の流れまで計算されていますの。移動するたびに時間が1時間進行して,24時間経過するとイベントタイルが更新されますのよ。例えば,ショップタイルの場合は商品が更新されて,戦闘タイルの場合は敵のレベルが上がりますの。この時間の要素が,マップ探索の繊細な緊張感を高めていると言えますわ。

 ダンジョンでの最終的な目的は,最奥部にいるボスを倒すこと。成功すれば,拠点に帰るためのポータルが開きますの。もし失敗しても,そのダンジョンで得たリソースだけは持ち帰ることができ,それを使って永続効果をアンロックできますのよ。

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 「Looper Tactics」のバトルを一言で言えば,計算と直感,戦略と運の交錯ですわ。ゲームプレイは「ハースストーン」のバトルグラウンド形式を採用しており,フィールドには5つの召喚レーンが存在しますの。
 プレイヤーは,これらのレーンにミニオンを配置し,召喚フェーズの終了後,対立するミニオン同士がレーンでぶつかり合いますのよ。ただ,相手のレーンが空いていれば,そのまま敵ヒーローに攻撃を仕掛けることも可能ですわ。

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 特徴的なのは,各ミニオンが持つキーワードですわ。攻撃を受けた瞬間に発動する「激怒」や,呪文と連動する「共鳴」,死亡時に特別な効果を発生させる「戦死」など,これらのキーワードを戦略的に活用することが,勝利への鍵になりますのよ。

 ちなみに,ミニオンを召喚するためにはAPが必要ですの。最初はわずか3APから始まるのですが,ターンが進むごとに上限が拡大し,よりコストの高い強力なミニオンを召喚する余地が広がりますの。
 さらに,各ヒーローには独自のパワーがありまして,これもAPを消費して使用できますわ。瞬時にミニオンの効果を発動させたり,HPを回復させて強化させたり,多種多様な効果が織り交ぜられていますの。

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 「Looper Tactics」の魅力の一つは,その育成要素にありますわ。多くのデッキ構築型のローグライトゲームは,ボス戦までに出来ることが限られていますが,本作はプレイヤーにボス戦へのタイミングを委ねていますの。ですので本作では,カードたくさん成長させてからボス戦に挑むといった,RPGらしい戦略もとれるんですのよ。

 ゲームプレイの中で,プレイヤーは多岐にわたるカード強化の機会に恵まれますの。バトルの中に「隣接の仲間を強化する」効果を持つミニオンを使用したり,ランダムイベントでカード強化の選択したりなど,成長の瞬間は数多く存在しますわ。
 加えて,同名・同ランクのカードは3枚集めることで,次のランクに進化させれますの。こうした強化は,プレイヤーがそのダンジョン内に留まっている限り,永続しますのよ。

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 自由度の高いマップ探索も,この育成の魅力を後押ししていますの。マップ上のイベントタイルは24時間ごとに更新されますから,プレイヤーは絶えず戦闘やランダムイベントに挑み,カードを磨き上げることができますの。そして,この育成要素は単にカードの数値を上げるだけでなく,キーワードの追加など,多様なカスタマイズを可能としていますわ。

 たとえば,攻撃するとヒーローのHPを回復する「吸血」というキーワードを持つミニオンに,召還時にすべての敵を攻撃する「疾風」を追加することで,不利な状況をこれ1枚でひっくり返せますの。このように,ズルく思えるような組み合わせを見つけ出していくのも,このゲームの楽しみ方の1つですわ。

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 そして本作は,単なるダンジョン探索ゲームという枠を遥かに超えて,そのやり込み要素でプレイヤーを長時間,じっくりとその世界に引き込みますわ。ダンジョン探索で入手した素材は,プレイヤーの拠点に持ち帰ることができ,そこでカードの強化や新しいスキルの開放が可能のですの。これにより,毎回の探索が次なる進化へとつながる独自のリズムを生み出しているんですのよ。

 また,ダンジョンで手に入れたミニオンのカードもそのまま持ち帰ることができ,拠点でそれらを合成すると新たなステータスやコストの低下といったメリットが生まれますの。つまり,プレイヤーはダンジョンを攻略するたびにその戦力を確実に増していくことができて,更に高難度の挑戦が可能となるのですわ。

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 加えて,ある程度ゲームを進めると,ミニオンの別形態を開放できるようになりますの。これはプレイヤーに対して新たな戦術の可能性を提示するとともに,既存の戦術に新たな変化をもたらしてくれますわ。また,パッシブ効果をもたらす「宝物」も,拠点に持ち帰って合成することで,より効率的に利用できるようになりますの。

 このように,各要素が複雑に絡み合いながらも,その全てがプレイヤーの成長と直結しているので,ダンジョン攻略の成功という短期的な達成感だけでなく,中長期にわたる育成や強化といったやり込み要素にも深く引き込まれますの。これが「Looper Tactics」が提供する,際立ったゲーム体験の一つですわ。

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 「Looper Tactics」はダンジョン探索から戦闘,そして育成ややり込み要素に至るまで,そのゲームデザインは洗練されていますわ。ただし,その中で特に気になる点が一つありましたの。それは,ストーリーの日本語訳に関する問題ですわ。
 このゲームでは,ストーリーもかなり手の込んだものとなっていて,その世界観やキャラクターに深みを持たせている意図が見受けられますの。でも,その日本語訳には違和感があり,どうしてもストーリーがスムーズに頭に入ってこないのが残念な点ですわ。

 ゲームの各要素が高度に連動しているだけに,ストーリーもそれに見合ったクオリティであってほしいというのが,プレイヤーの当然の期待ですわ。緻密に練られたゲームシステムに没頭しつつ,そのバックボーンとなるストーリーに感情移入できれば,更に多層的な楽しみが生まれるはずですの。
 しかし,現状の日本語訳では,その可能性がやや損なわれている感が否めませんわ。この点が改善されれば,「Looper Tactics」はさらに多くのプレイヤーを魅了する,圧倒的なゲーム体験を提供できるはずですわ。



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