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9592種の素数を集めるのだ。iOS向けパズル「素数あつめ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2428回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ひたすら素数を集めて,ひたすら素数を愛でる,iOS向けパズルゲーム「素数あつめ」を紹介しよう。素数好きにはたまらないお供になるはずだ。
「素数あつめ」ダウンロードページ
前提として,本作では100000までに含まれる“9592種の素数”を集めることが目的となる。系統で言えば,艦や美少女の代わりに素数を集める感覚だ。
素数の集め方は,ゲームプレイで入手できる「チケット」を使い,ランダムで整数を生成し,そこから現れる素数を見つけるというもの。
素数ゲームには「素因数分解」「素数判定」「素数特定」といったものがあり,また素数と縁のあるカレンダー基準のログインボーナスや,アチーブメントの達成ボーナスで乱数を生成することも可能だ。
雰囲気は「恐ろしく難解なゲーム」に感じるかもしれないが,プレイ自体は素因数分解であれば“画面を適当にタップして割り算するだけ”など,シンプルすぎるゆえに思わず熱中してしまう美しさがある。
ゲーム内で獲得できるチケットは,整数を生成する「乱数生成チケット」,2つの素数の積になる整数を生成する「乱半素数生成チケット」,素数を生成する「乱素数チケット」の3種類だ。
自分の好きな素数が当たったら,うれしくなろう。
極端な表現をすると,ただ素数を集めるだけの本作。しかし集めた素数にどんな意味があるのかを知ると,興味がなくてもやけに面白くなってくる。素数が好きな人,素数を数えると落ち着く人,学生時代のいまわしい数学の記憶を払拭したい人にはぜひともオススメだ。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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